2015年 03月 16日
INTERIOR DESIGN Solil 飯塚です。 今日からまた毎週月曜日に更新していきますのでどうぞお付き合いくださいね。 さて何を書こうかというと、これまでは自分の担当したお部屋について書いてきましたが、他の2人のコーディネートしたお部屋についてどう思ったのか、何を感じたのか、そんなことを綴っていこうと思います。 まずは詩万さんの「ハッピーカラフル」ROOMについて。 これまでも書いてきましたが、このプロジェクトは3人でテーマ・コンセプト・インテリアイメージについて決めてきました。 いろんなプランニングをフェイスブック上のグループページに都度アップして共有し、それは最後まで続きました。 でも、途中から個人の作業になる部分もあったので、それぞれ細かいところはわかってなかったと思います。 で、いよいよ小物を揃えなきゃって切羽詰まってきた頃に、「こんなイメージで小物を考えてるよー」って2人から画像がアップされました。 ・・・たとえばこんなのとか、ほかにもたくさん。 いやー、すごい。 コンセプトの動物と森に徹底的にこだわった、でもプリミティブで大人も楽しめる「森で出会う鳥や動物たち」をリアルに表現しようとしてる。 もちろんこの時点で貼る壁紙も仕上がる造作家具も、みんなわかってるわけで。 私ももちろん小物のイメージは持っているけど、この時点でここまで完成形に近い状態には持っていけないなー。 私はわりと買いながら最後完成させていくタイプ。 あとで聞いたら、買いながら作っていく部分ももちろんあるよ~って言ってたけど。 公開前日に完成した部屋を見たとき、私は圧倒されました。 完ぺきだ。隙がない。 特に寝室のこの羽根、なんでしょうこれは(笑)やられたーって感じです。 カラフルなのに、なにこのすっきり感。引き算をしたインテリア、まさにそれ。圧巻、お見事! 夏からずっと過程を見ていたにも関わらず、びっくりしましたよ、素人かいってくらい(笑) そして利佳さんの「隠れ家ルーム」について。 こちらもまた同じ頃、脳内イメージだよ~といってアップされたスケッチがありまして。 それを見て、三宅利佳を真似るのは無理だなと。 憧れている方はきっとたくさんいると思うけど、無理よ絶対。そう思う。 完成したお部屋を見たときの感想。・・・うわっ、わー。なにこの隙だらけの完璧さは!? って、わかりにくいですかね。 なんていうのかな、利佳さんがいう「かっこよく散らかった部屋」ってこういうことなのだろうと思います。 今回、いろんな方が感想をくだっさったり、私たちのそれぞれのコーディネートの説明をした投稿を読めば読むほど、あー もっとちゃんと見ておけばよかった!と激しく後悔。 私のお部屋は2人の部屋とは離れた入り口で、期間中もずっと部屋でお客様を待っていたので、じっくり見られなかった。 で、私。 まだまだだなー 足りないなーって思う。 敗北感?みたいな。 ないといえば嘘になる。 いや、あるでしょ(笑) 詩万さんのコンセプトワークへのこだわり、これぞ荒井詩万って感じの美しいカラースキム。 利佳さんの隙だらけの完璧さ、住まう人を表現する小物使い。 いろいろ。 このプロジェクトを通して、2人の仕事を肌で感じることが出来てすごく刺激的だった。 焦り? 自分への焦り。それもある。 だけど、不思議とそれさえも嬉しいような。 私のどこかで消化されて、それが新しい何かに変わりそうな気がする。 そして、私だから出来た表現もきっとあるんだろうと思う。 きっと、2人も刺激的な時間だったよね。 そう思ってくれてるといい。 たとえば詩万さんが隠れ家ルームを、利佳さんがガーリースタイルを、私がハッピーカラフルを。 そんなコーディネートをする機会があったらどうだろう。 ワクワクする。 でもこわい。
by 3nin-interior
| 2015-03-16 07:00
| 奈津子のつぶやき
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